リビングルーム栄町市場

「リビングルーム」は、商店街の空き店舗を舞台に住民同士が家具や生活品を物々交換しあいながら、あつまったモノを家庭のリビングのように配置していくことで商店街の中に「ひらかれた居間」をつくっていくプロジェクトです。家々の内部にあるはずである居間の風景を、商店街の真っ只中という異質な場所でひらくことによって、ありふれた日常について振り返る瞬間と新しいコミュニケーションが生まれる場を地域の中に創出します。

国内外でユニークなプロジェクトを手掛ける現代美術家の北澤潤氏が提唱するアートとしてはじまったこの「リビングルーム」は、2010年に北本団地ではじまり、徳島県やネパール連邦民主共和国で展開。2013年3月からは秋田県北秋田市でもはじまり、現在も国内各地の地域がオープンに向けて準備をすすめるなど全国に広がっています。

「リビングルーム栄町市場」は、沖縄県那覇市にある栄町市場商店街を舞台に展開するリビングルームです。沖縄県芸術文化祭にあわせて開催されるOCACコンテンポラリーアートショウの一環として2013年12月をチャレンジ期間にはじまります。

OCACコンテンポラリーアートショウ

- 新都心景-

参加プロジェクト

「リビングルーム栄町市場」

チャレンジ期間

2013年12月2日（月）～ 12月23日（月）

営業時間：12:00 ~ 18:00（日曜定休）

場所：沖縄県那覇市安里　栄町市場商店街　多目的ホール

主催：OCAC

協力：栄町市場商店街振興組合

会場協力：医療法人陽心会

企画：北澤潤八雲事務所

支援：沖縄県、公益財団法人沖縄文化振興会

平成25年度沖縄文化活性化・創造発信支援事業

「リビングルーム栄町市場」の主な店員

手塚太加丸（ナハウス発起人/しらこがえりプロジェクト主宰）

北澤潤（現代美術家/北澤潤八雲事務所代表）

糸矢芽衣（沖縄県立芸術大学三年次在籍）

岡田有美子（cimarcus）

栄町市場商店街

　栄町市場は、戦後の復興時に誕生し、現在もなお、当時とほとんど変わらぬ姿で現存する、日本にただ一つ残された歴史の証人とも言える市場です。
　かつては那覇市の中心街として大いに栄えましたが、一時期はすっかり寂れてしまい、当時の繁栄を彷彿とさせるものはありません。しかしこの数年、市場の人々や、県内外からこの町の魅力に惹かれてやってきた、多くの人々の手によって、徐々に活気を取り戻しつつあります。たまたま訪れたのがきっかけで、この町の魅力に取り憑かれて住み着いてしまう人が、全国各地から後を絶ちません。

（栄町市場商店街公式ホームページより抜粋）

2013年12月25日水曜日

12/24

2013年12月24日火曜日

12/23

2013年12月22日日曜日

12/22